2018年 09月 11日
マリオット スリウォンのデラックスキングルーム
予約したのは最もお安い『デラックスキング(35㎡)』
マリオット公式HPにて20%オフのセール期間中に、キャンセル返金・朝食無しで約16000円でした。

それでも、この立地でこの広さでは割高感があります。なんと2万円の日も…
いや、それならGHエラワンとかスコータイ泊まれるし。

客室レイアウトはごく標準的。

インテリアも、最近のアジアでオープンさせるマリオットは全て、グレーベージュやライトグレー基調のモダンで上品な色使い。

特別な造作や素材は使っておりませんが、十分に高級ホテルらしさを味わえる設えとなっております。

この辺りの、"沢山の人が今良いと思うインテリアデザイン"
"コストを掛け過ぎず、最大限に高見せする" ことを数値化して大量生産する最大手チェーン。
『何処も似たようなテイストでつまらない、魂がこもっていない』
という言い方も出来ますが、良く出来ている事は事実。日本を含む、アジア系のホテルチェーンとは完成度が違います。
こんなタイらしい壁画もグラフィックプリント。
塗装ベタ塗りでは無く、クロス貼りに目地を設けているのも高級感があります。
ただの壁だったり、何処にでもある額縁より余程雰囲気でますよね^ ^
bluetoothはJBL、なんだかんだで一番使いやすいですね。

面積は35㎡と、バンコクの高級ホテルとしては決して広いとは言えませんが、
窓側にはデイベッド並みに大きなソファベンチが。

これはかなり快適♪ スタンダードルームでもソファは欲しいですよね^ ^
正直これがあると、わざわざスイートを予約しなくてもいいかなと思うくらい。

窓の外は北側で、一番高層ビルの少ないエリアです。

左に視線を移せば、チャオプラヤ川沿いのホテルも見えます。
ミレニアムヒルトンよりはるかに高い、アイコンサイアム(画像左端)も外観は完成しています。
私がヒルトンに泊まったのは2014年、その時は更地でした。もう4年経ったのか・・・

とにかく、シーロム・サトーンの超高層ビルが見えるお部屋は
上級カテゴリーだけという事だけは、このレイアウトでわかりました。

ミニバーとクローゼットは入口すぐの廊下沿い。

扉が無く、棚が多いので使いやすいし、ラゲッジラックも大理石貼りで安定感があります。

ミニバーのお菓子は上段に。

引出しにはオリジナルのお茶とドリップコーヒー。

ネスプレッソが無いホテルは、フレンチプレスを置くホテルをよく見ますが、
私は苦手なのでドリップ式は嬉しいです。

冷蔵庫の中身はこんな感じです。

クローゼットです。この広さの客室なら、扉が無い方が部屋が広く見えていいですね。

最後にバスルーム。

総大理石貼りの床や壁面。海外にありがちな目地の荒さや汚れも無く、大変クリーンな状態です。
ごくスタンダードな洗面台ですが、アメニティは色々揃っております。


シャワーはバスタブ横の洗い場式です。

トイレタリーはマリオット標準のTHANN・・・って、置き方雑〜(笑)

アンダーズから持ち帰ったものを使用しました。
バスタブは、忙しくて入る事は出来ませんでしたが快適そう♪

ガラス越しにテレビも見られます。

35㎡、高級ホテルとしては低めのカテゴリーのブランドですが・・・
インテリアの質感や洗練度、居住性から設備、アメニティに至るまで何ひとつ不満の無い客室。
レイアウト的にも、これ以上手の付けようが無い完璧さです。
ロケーションを除けばここはいいですよ! タクシー移動なら、慣れればそこまでの不便は感じませんし…
これなら通常2万近い宿泊料金も納得!?
いや、やはりバンコクなら1.5万程度が妥当な気がします。それでも館内は大賑わい、人気のホテルなんでしょうね^ ^
お籠りステイには物足りないかもしれませんが・・・
インフィニティープールやルーフトップバーなど施設も楽しいので、リピートしたいと思いました。
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