2018年 06月 12日
アリラ陽朔の夜 ~ 前編
滞在中の陽朔はほとんど曇り、時々晴れ、たまに小雨という天気でした。
5月初めは、空が暗くなりはじめるのが18時過ぎより。
客室棟の竹格子には照明が当てられ、昼間よりスタイリッシュな雰囲気に。
ホームページで目が釘付けになった、マジックアワーのプール撮影に向かいます・・・
しかし少し早く着きすぎたみたい。敷地内を探索し時間を見計らいます。
空が綺麗な青に映る時間はたったの10分程度なので、一旦客室には戻れない。
そろそろかな~? 時間は19時30分頃、意外に遅かったです。
いやー凄い、公式HP通り! といいつつこれはカメラでの映り方なので、実際空はこんなに青く無いです。
あと、お国変われどゲストが考えている事は一緒。この時間を狙って撮影に来る方が結構多いです。センターポジション取りに焦ります。
あちらの方、延々と同じ場所で撮影する人多いですから・・・
1日目は静かな水面でしたが、2日目はこの時間に泳いでいる人がいました。
水面が波立つから綺麗に撮れないのよ~と言いたいですが、20時までは泳げるので文句を言う権利は無い。
こちらはミニ三脚を立てて、シャッター時間を遅くして撮影した画像です。やっぱりブレずにシャープな画質になりますね^^
プール前のバーの小上がり席は、怪しげに光ります。ホテル規模の割にバーは大きめ。
工場跡のコンクリート土台をそのまま残し、あえてデコボコに斫(ハツ)ってその上にガラスの床を組む凝りようです。
夜のロビーです。
山に囲まれ、またこんな建物のリノベですから夜は本当にほの暗いパブリックエリア。
夜のギャラリーです。
1日目はアート関係者っぽい方々のイベント(非一般参加型) が行われており、
スタイリッシュ出で立ちのグループがギャラリーで談笑→同棟のダイニングでディナーでした。
ダイニングの入口と同じせいか、何故か関係者と思われ挨拶された(笑)
ギャラリーには、砂糖工場だった頃の歴史資料が展示されております。
資料の文字が簡体字でないのも、時代を感じさせます。
青焼き図面には、あの方のお名前が。
建設された時代、陽朔はどうかわかりませんが広西チワン省自治区
ここでは書けないような事が色々あったようです。(これからも中国には行きたいので、これ以上は・・・)
この工場は、穏やかに操業出来ていた事を願わずにはいられません。そうでないと、本当に怖いです・・・
こちらのホテル、夜にホテル主催ではないオマケ的なお楽しみがあるんです。
毎日20時と21時半より各1時間、陽朔の町の川沿いで行われる、
有名な映画監督チャン・イーモウ氏監修による壮大なスペクタクルショー 『印象劉三姐』 の舞台装置というか、
強力なライティング装置がアリラの敷地に設置されており、偶然的にホテルの夜景と重なってしまうという現象(オマケ?)
あくまでヨソでやっているショーなので、いつライティングされるかはバラバラ。
消えたり付いたり色が変わったり、クライマックスを狙い20時45分頃行くと・・・おお~やってるやってる(笑)
昼間に上った山から、強力なサーチライトが。
プールのライティングだけでも素敵なのに、背後の山肌も浮かび上がり壮大な光景に。
色が変わりました。
しかし舞台から直線距離で2キロぐらい離れているんですが・・・スケールでか過ぎ(笑)
この時間は流石に他のゲストも少なく、プールのチェアに腰かけじっくりと堪能出来ました。
(ただし虫除け対策は万全に)
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