アリラ陽朔へチェックイン



GW旅行のもうひとつの目的地は、『アリラ ヤンシュオ (Alila Yangshuo 阿丽拉阳朔糖舍)』
陽朔の町から約3キロ離れた、漓江沿いに位置しております。
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入口はセキュリティーゲートがあり、車両で入場の場合警備員のチェックがあります。
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町から離れているせいか、ホテルの前は本当に何もありません。
道を渡ると小さな集落はありますが、どうみてもお店は無さそうな雰囲気。
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かといって町までの定期シャトルバスはなく、路線バスに乗るかタクシーを呼ぶかしないと外出できません。
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アプローチは短く、入ると目の前に客室棟。竹林を抜けるとすぐにロビー棟前の広場です。
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1960年代に建設された砂糖工場をリノベーションしたパブリックエリアは、ホテルらしからぬ外観でインパクトがあります。
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周囲をシャープな形状の通路や水盤で取り囲み、廃墟感を和らげアートギャラリーのような空間に。
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煙突がなんとも良い味を出しています。
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敷地にはつがいのアヒルちゃんが飼われていて、滞在中高確率で遭遇する事が出来ます。
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庭園を造らない代わり(というか陽朔みたいな場所で庭園は不用ですよね)、こんな大きな水盤。
なぜ底面が青いのか・・・最新の人工物なのに、後ろの自然とマッチしております。
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水盤の真ん中を貫く、スロープになった通路の真ん中からは・・・
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ロビー棟の外壁に描かれたスローガン。
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意味は “祖国を念頭に置き,目を世界に向けよ”
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『ちょっと怖くてお堅い』 『なんとも垢抜けない』 といったイメージの社会主義独特のスタイルに
新鮮味や皮肉を込めた、現代アートのような芸術性を感じる外国人は多いと思いますが…
中国人もだいぶ前から同じ感覚だと思われます。そうでないと、ここで熱心に記念撮影しませんよね。
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池の向こうには、上級ルームやプールヴィラのある客室棟。
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最上スイートを除き、客室棟は全て新築です。
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新築ながら周囲の景観に溶けこみ、それでもモダンな存在感はしっかりとある
絶妙な素材選びとフォルムが素晴らしいです。
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穴の空いたブロックの壁を一枚置く事で、硬く分断された印象になりがちな新築棟の表面を
周囲の自然や工場跡のレンガ壁と呼応しながらグラデーション状に繋げています。



向こうに見えるのは、スタンダードの客室棟。
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中国の内陸や山間リゾートホテルは、伝統的な家屋や寺院を模した建物で
桃源郷の村的な演出を行うのがほとんど。アリラからほど近いバンヤンツリーもまた然り。


しかしこちらは、砂糖工場を再利用する時点でそのスタイルは選択出来ません。
そのユニークなロケーションとアプローチに惹かれました。
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わたくし中国にはよく行きますが、何故か書院スタイルのホテルにはあまり興味が湧きません。



敷地の中央に川沿いのプールまで続く通りがあり、工場跡が立ち並んでいます。
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最上階のスイートの出窓、すごいですね^^
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何処を撮っても絵になること・・・廃墟好き・現代アート好きにはたまらない空間。
この辺りは常にゲストが撮影大会を繰り広げております。
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ゲストはいかにも建築やアートに興味がありそうな意識高い系が半分。残り半分は普通の家族連れやグループといった客層でした。


古い煉瓦積みの壁に突然輝く、バー入口の扉。
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突き当りがプールですが・・・こちらの紹介はまた今度。
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タクシーでロビー前に乗りつけましたが、スタッフの数は十分なのに放置・・・
またまた自分でスーツケースをトランクから降ろすはめに(泣)
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フロントは窓際なのに・・・この第一印象は、この後もずっと続きます。
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どことなく 『見られていない、気にかけられていない』 と感じてしまうホテルでした。
皆さん穏やかな雰囲気で、お願い事はしっかり対応して下さるんですが・・・


ロビー棟の敷居を超えようと、スーツケースを持ち上げた時点でやっと駆け寄るスタッフ。
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そのままシッティングエリアに案内されチェックインとなりました。置かれているチェアは全てデザイナー物のミックス。
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あら・・・JWフーコックと客層が違う。中国ながらいかにもなブランド物ではなく
無地でセンスの良い装いの方々・・・香港かシンガポールから来たのか、英語を話していました。
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ロビー棟は小じんまりとしています。フロントとウェイティングスペース以外何もありません。
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中央の赤くてサークル状のベンチが空間のアクセントに。
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小さい空間ながら、工場で使われていた操作盤らしきものや・・・
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各種デザイナーズ家具が点在。結構エッジの効いた作品も置かれています。座ったらすぐ汚れそうな、漉き紙を重ねた座面のチェア。
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丸太をアクリルで閉じ込めたサイドテーブル。
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工場跡のリノベーションというと、無骨で色気の無い空間になりがち。
こちらはただのインダストリアル空間で終わらない、アートとラグジュアリーを感じさせる演出です。
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ウェルカムドリンクとして菊花茶が振る舞われましたが、この置き方はいつでも飲んで良いという事かな・・・?
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とにかくGW旅行最大の心配事であったアリラ陽朔への行程。
早朝に出発したおかげで11時に着きました^^ 達成感がすごい・・・あとは野となれ山となれ(笑)
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Commented by jade at 2018-06-05 11:49 x
hoteloggさん、こんにちは! どこでコメントを差し上げようかと思うくらい、濃いGWの旅! フーコックの素敵な空間はhoteloggさんに似合いそう!と憧れのため息をつきながら拝見しましたが、その後も続く長さに驚きです。
私なら絶対に到達しないであろう、この山深い地まで行かれるとはさすがです。フーコックでのサービスが私も自分のことのように怒ってしまいましたので(笑)こちらで快適に過ごされているといいのですが、、、なんだか微妙なスタッフさんたち。 続きが楽しみです^^
Commented by hotelogg at 2018-06-05 15:33
> jadeさん

今回は全く違う雰囲気のリゾートを2ヶ所。欲張りました(笑)
最近お安い東南アジア便や、まとまった休みも取れないので、今年は廻れる時に一気にという方針になりそうです^^

陽朔は思ったより簡単に行けましたが、これも今までの中国旅行の経験ありきですよね・・・
今回は私がパイオニアですが、真似する人は居なさそう・・・

JWフーコックみたいな粗相は一度も起きなかったんですが、
ホテルの空間や気候上少々陰鬱な気分になるのと、細かい所でダメージがジワジワ響いて来て・・・
しかし画像見るとやっぱり素敵なので、そちらを中心に楽しんでいただければ嬉しいです^^
Commented by tz at 2018-06-05 16:03 x
鉄道で内陸部のホテルまでの道中記はドキドキしながら読みました。
身ぐるみ剥がされず、無事に到着して良かったですー

水盤の色が確かに気になります。
中央だけブルー…

最新号の「商店建築」が一冊まるごとホテル特集でしたね。
そういえば深センのMUJI HOTELが載ってるのも見ました。
Commented by hotelogg at 2018-06-05 16:27
> tzさん

初めての道中でドキドキしましたが・・・思った事は、高鉄が通っているような所は
どんなに内陸だろうと意外にちゃんとしているというか、都市部との大きな雰囲気の違いは無かったです。
気候も日本に似ていて、あまり異国の遠い場所に来た感じも無かったですね~

水盤の色は、底に何を貼るかで色が変わるとは思いますがグレーの石だし・・・
もしかすると、光を受けたら青く反射する成分が入っているのかもしれません。

MUJIホテル出てましたね~一応今回も検討はしたんですが、
中心部から遠いし一番狭い部屋がハイアットプレイスのスイートと値段同じだしで見送り・・・
でも天井がとても高くて素敵なんですよね~気になります。
あとシンガのシャングリラが改装されていてビックリしました。
次回泊まろうかしらん?と思ったら意外にお高めで・・・それならアンダーズ優先でいいやと(笑)
Commented by kerokero at 2018-06-05 17:14 x
こんにちは。
陽朔と最初に聞いて、あっアリラだぁと思いました(笑)
まさか、鉄道とローカルタクシーでアリラまで...恐れ入りました。
さすが中国に旅慣れたhoteloggさんですねー

アリラ糖舎、中国の友人の間でもちょっと話題になりました。
みんな行きたい行きたいと騒ぎながら、誰一人まだ行ってなくて...
宿泊レポ、楽しみ~♪


 
Commented by hotelogg at 2018-06-05 17:48
> kerokeroさん

陽朔といえば、アリラかバンヤンしか無いですね(笑)
移動は出来るだけ安くがモットーですので、行き方は一生懸命勉強しました~
結果全行程は飛行機より早くて便利、費用も1/3に抑えられて良かったです♪

飛客茶館でもたびたび投稿されているし、やはり話題なんですね~
本国の方なら心おきなく楽しめそうですが・・・1人で山の中、外国人少なめのホテルはやっぱり寂しかったです(汗)
滞在中はヒマだった分、色々思った事を書いているので宜しくお願いします^^
by hotelogg | 2018-06-05 10:19 | 2018年5月 桂林陽朔 | Comments(6)

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