2017年 12月 07日
コンラッド大阪の キングエグゼクティブコーナールーム
今回予約したのは、キングエグゼクティブコーナー(66㎡)。 扉を開けると広めのホワイエ。


ダークブラウンをベースにした、モダンコンテンポラリーなインテリア。

66㎡だけあって、空間にゆとりがあります。

角が丸い平面のコーナールームですので、客室の平面は丸いケーキを切り分けたような形。

なので、何処を撮ってもどうもアングルが定まらないというか・・・撮影泣かせです。

客室フロアのレイアウトはこのようになっております。
コンラッドバンコクと同様、同じコーナールームでも隣の部屋はビューバスではないらしいです。(その分少しお安め)

予約の際、梅田の高層ビル群が一番綺麗に見える北東側をリクエストしていましたが・・・その方角はスイートでした。
東側はフェスティバルゲートの棟が隣接しているせいか、客室は設けられておりません。
モダンではありますが、高級ホテルの色気は薄めのベッド周り。

ベッドサイドやデスクの黒い艶あり仕上げは、漆塗りをイメージしたものでしょうか・・・?
色気が薄いのは、ベッドサイドの照明が埋め込みタイプというのもあるでしょう。

BOSEのBluetooth、JBLかBOSEかでホテルランクがわかります。

ベッドの片側には、照明や空調を調整出来るタブレットが。この辺りはさすが最新ホテルです。

窓際にポツンと置かれたソファー、 画像で見ると座った時落ち着けるかなと思いましたが、
実際目にすると景色も見やすいし快適でした。画像より大きさもあります。

フルハイトの窓の外には、梅田の高層ビル群が広がります。

先月の朝食、前回のラウンジ記事で何度も掲載しているのでなんですが、やっぱりこの眺めは壮観!

北北西側なので、正面は少し梅田エリア中心部からは外れてしまいますが・・・希望の部屋向きで満足♪

足元の、都市高速の車の流れを眺めるのも楽しいです。

高層ビルは少ないですが、山が遠いので開放感のあるミナミ方面も気になりますね^^
東京のコンラッドと同じく、窓際に丸いワーキングデスク。
この辺りのデザインもベッドまわり同様、東京の方が好きですね。

壁面の波型レリーフも、単価は高いですが量産出来る既成品。
コンラッドは普通の月刊誌が置かれているのが特徴です。ルームサービスメニューを確認してみると・・・とっても高かった!

オープンな見せ方が今っぽい、ミニバーの什器ですが・・・

スチールの角パイプ組み自体は比較的安価に制作出来るもの、予算下げはりましたな〜と意地悪な考えが(汗)

漆器を意識したようなボックスには、TWGの紅茶とネスプレッソカプセル。
種類も数も十分で、さすがお値段張るホテルだなという印象です。

下の引き出しの中には、食器やら有料のお菓子・リカーなど色々。



窓側からホワイエと、ベッドの裏側にあるバスエリアとクローゼットへの入口。

入って左手はウォークインクローゼット。

広さは十分ですが、木目や壁紙が濃いので部屋も暗い。スーツケースやバッグを開けても荷物が見づらいです。

引き出しを開けると色々と揃っております。

トイレは個室タイプ。 最新ホテルなのに、何故か自動フタ開閉ボタンが無いのはどんなポリシーがあるんでしょう?

スイートを除けば最上カテゴリーですが、ダークグレーの壁と細長い形状で
洗面台とバスルームは予想以上に閉塞感があります。狭いという事では無いのですが・・・

ダブルシンクに少し凝ったデザインのミラー、セミラグジュアリー?系のコンラッドらしいデザインです。


あれ?チェックイン時にアメニティの交換をお願いしていたはずが・・・デフォルトのアロマテラピーのまま。
最近はJWマリオットもこのブランド。使用感も香りも良いですが、使い過ぎて有り難みが薄れております。

窓側にバスルーム。



ダークな空間に赤いポイントは、90年代っぽくて結構ダサいなと思ってしまうんですが・・・
タイルも天然石ではなく、それより安価な磁器タイル。

大きな円形バスタブは、腰掛けが付いていて半身浴に最適。
ただやはり両方を壁で挟まれていると圧迫感がありますね、ベッド側の壁もガラスにすれば素敵かも。

こちらの部屋に宿泊されたブロガーさんが皆コメントするビューバスの窓。
バスルームの窓は直接外とは接しておらず、ベッドルームの窓と2重になっているんです。

幅も狭いし、ガッツリ眺めを楽しめない不思議な造り。日本って本当にビューバスに渋い国です。
このようになった理由は、ファサードのサッシ枠とバスルームの幅が合わない ・ バスルームの狭い窓の幅だと景色の見え方がイマイチという事で
接合部の処理に困って部屋内に収めたのかなと思いました。
ベッドルーム側から見るとよく分かります、左側の隙間が見えますでしょうか?

その狭い隙間に入り込むと、このようにバスルームを覗き込めます。(内側にスクリーンは付いています)

コンラッド全般がそうですが、モダンで高級感はあるもののどこか深みの無いインテリア。
大阪の客室は特にそれが強く出ており、ハイグレードビジネスホテルやサービスアパートの1ランク上といったテイストです。
まさに高級ホテルとラグジュアリーの中間、他のブランドと比べられない絶妙?なポジションですね。
とはいえなかなか宿泊する機会の無い国内の高級ホテル。
広いお部屋に最高の眺めと最新設備。久々のステイケーションを満喫出来ました^^
・・・と締めくくりたいところですが、チェックイン遅め&ラウンジ利用だと1泊ではすぐに時間が過ぎてしまい結構忙しない滞在でした。
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