晩秋のお伊勢参り


日本人なら、一生に一度は行いたいお伊勢参り。このたび参拝出来る機会に恵まれました。
・・・といいつつ、伊勢神宮について詳しく知らなかった私。

外宮と内宮があり、それぞれ3キロ程離れている事。
外宮から内宮の順で参拝しないといけない事などを知ったのは最近でした。


伊勢市駅到着です。
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駅前からは、お土産屋やお食事処が並ぶ門前町。
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大正・昭和初期を思わせる古い旅館。
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有名な内宮側のおかげ横丁は、大変な混雑でお食事もお高め・・・なので、外宮参拝後こちらで済ませるのもいいかなと思いました。
メニューやお店の綺麗さなどで、おかげ横丁より劣るという事はありません。



駅から5分程度で外宮前。
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外宮は左側通行です、真ん中は神様が通るので通行禁止。
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今まで割と適当に参拝しておりましたが、今回は日本で一番格式の高い神社です。身の清め方や参拝方法を調べてきました。



鳥居の前では立ち止まりお辞儀を行います。
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式年遷宮の敷地でしょうか? 地面は黒と白の石に分けられ立ち入れない様になっております。
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2035年には、こちら側に正殿が建て替えられるんですね。
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所々、結界みたいな場所がありなんとも神聖な雰囲気。
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正殿前です。
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よく見る普通の神社では無いという事は知ってはいますが、
いざ目にすると入口手前の壁などはどういう意味があるのでしょう?
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正殿入口の鳥居を潜ると、撮影禁止になるのでここからは控えます。



外宮、内宮共いくつかの別宮が点在しておりますが、建築様式や大きさはどれもほぼ同じです。
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内宮に比べ外宮は敷地も小さめ(それでも普通の大神宮程度はあります)。






1時間もかからず参拝を済ませ、外宮前のバス停から内宮へ。
移動はどうするのか不安でしたが、日中は10分おきにバスが出ているので安心しました。
430円は都会のバス料金に慣れていると少し高・・・驚きますが。


内宮前到着です。
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お土産屋がずらりと建ち並ぶおかげ横丁が参道かと思いましたが、路線バスの場合は降りるとすぐに内宮入口です。
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こちらは右側通行が基本。(手水舎の位置で決まっているそう)
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すぐに五十鈴川にかかる宇治橋を渡ります。もうこの時点で神聖な気持ちに・・・
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行く前に 『伊勢神宮は意外に外国人が少ない』 と聞きましたが、確かにあれだけの参拝者で賑わっているのに
あまり見かけませんでした。看板や案内も、積極的な外国語表示は行っておらず、
日本人の為の、特別な神宮である事を実感します。
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内宮の敷地は大変広いです。
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参拝が目的ですが、実は紅葉観賞も楽しみにしていました。
参道の途中、五十鈴川の河原が一部開けた 『御手洗場』 はまさに見頃を迎えておりました。
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清流と紅葉、境内という神聖な空間で、普通の紅葉スポットとは違う緊張感と清々しさ。
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今回のお伊勢参り、一番感動したのはこちらでした。まだ正殿のお参り前なのに、長い間佇んでおりました。
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元々が、他の大神宮のように華やかで壮大な建築様式ではない伊勢神宮。
見えない気を感じるという点では、私はここが一番のパワースポットでした。
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こちらはよく見る神社建築の神楽殿を通り過ぎ・・・
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いよいよ正殿へ・・・もっと左右対称を強調したような壮大なアプローチかと思いきや、深い木立の中突然現れて拍子抜け。
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外宮も内宮も、参道に対して正面では無く側面に入口があるんです。なので余計にそう感じます。



参道待ちの長い行列・・・石段から上は撮影禁止です。
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行列は割と早く進み、神聖な気持ちで参拝・・・したかったのですが、
横に並んだ若い男性グループ、スウェット上下にクロックスやビーサン・・・

『うーん変な輩が来たもんだ』 と思ったら、なんと正殿をスマホで撮影し始めたではないですか・・・
もー信じられない、こいつら視界に入れたくない!と思いましたが、後ろに行列も控えているのでモヤモヤしたまま並んで参拝。
もぅ、一生に一度のお伊勢参りだったのに・・・

伊勢神宮正殿ではお願い事は禁止です、感謝を伝えるのみ。私はここに来られた感謝を伝えました。



参道沿いには大きな御神木が点在しており・・・
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参拝者が触っていくので根元の幹はつやつや。
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こちらは別宮の 『風日祈宮』 への参道、木立の先の橋が輝いて神秘的。
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こちらも、橋の上から眺める紅葉が美しい・・・
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こちらも建築様式は他のとほぼ同じ。きちんと予習しておかないと、どの神様が祀ってあるのか、
どんなお願い事をするのが正しいのかさっぱりです。
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こちらも隣の敷地が空いているので、20年おきに建て替えられるのでしょうね。
壁面も支柱に板が嵌められただけの簡素なもの、古代の建築様式そのままという事でしょう。



日本最高峰の神宮は、”無い” 事が特別な格式と神秘性を感じる場所でした。
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・ まず伊勢神宮は呼名であり、正式な名称はただの『神宮』(地名や神様の名前が付かない)

・ 正殿他、各支殿も限りなく装飾を排したシンプルで力強い建築様式。(古代の様式そのままの為、壮大さや豪華絢爛さが無い)

・ これは神社全般に言える事ですが、祈りの対象が見えない。
(十字架や仏像などでは無く、神鏡も扉の奥にあり、本殿の真ん中はただの空間)

・ 式年遷宮により20年ごとに建て替える為、長い間建物が残らない。

・ おみくじが無い。(参拝に訪れた事自体が吉とされる為)

・ 御供え出来るのは天皇陛下のみなので賽銭箱が無い。(しかし何故か地面に白い布が敷かれ、皆お金を投 げ入れている・・・?)

伊勢神宮に参拝する事で、正しい参拝の仕方、神道や日本の伝統を考える良い機会となりました。








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Commented by Peco at 2017-12-01 13:39 x
こんにちは(^^)。
またまた日本国内のレポートすごく嬉しいです♪
大阪、京都のお話もとても楽しく興味深く拝見しました。
伊勢神宮は数年前に行きましたが、何の知識も無かった自分が少し恥ずかしい…。
今回は勉強させて頂きました。

Commented by hotelogg at 2017-12-01 20:09
> Pecoさん

関西シリーズ、もう一回続きますのでよろしくお願いします^ ^

伊勢神宮、大昔から20年おきに全く同じ様式で造り替えるので、
あのような独特の雰囲気が漂っているんですね。
ということは、大昔の神社はあんな建物だったということ、興味深いですね。

私も色々調べるの面倒で、行き当たりばったりで参拝したんですが、
帰宅してから興味が湧いてきて、沢山復習しました(笑)
あまり予備知識が無くとも、あの雰囲気は独特ですよね〜

Commented by tz at 2017-12-02 02:04 x
お伊勢参りされたんですね。紅葉の時期の御手洗場は、独特な緊張感が感じられそうですね。
数年前の真夏の猛暑の真昼に参拝したことがあるんですが、御手洗場にしばらく居ると、暑さが抜けていくような落ち着いた気持ちになりました。
関西レポートの続きも楽しみにしてます♪
Commented by yue at 2017-12-02 11:14 x
Hotelogさまの国内レポートも新鮮で、楽しく拝見させていただいてます♪
伊勢神宮、すごい人出ですね〜。でも、ふとあらわれる美しい景色に写真からもパワーを感じます。

それにしても、正しくは『神宮』ということなどなど、恥ずかしながら知らないことばかりで…教えていただきありがとうございます。
たまには自分の生まれ育った国についてもちゃんと勉強しないと、スウェット上下にビーサンの兄ちゃん達を笑えなくなりそうです(汗)
Commented by アリス at 2017-12-02 13:17 x
お伊勢参り行かれたのですね~
想像以上に広くてかなり歩きますよね。

私は家族で5年前に行きましたが、娘が第2子を妊娠したかも?
という時期で、7か月の上の孫を息子と交代で抱っこで
行ったので疲労困憊しました。
最近神社に興味が出て、参拝方法など知り、あの時は
まったく適当だったと天照大御神に申し訳ない気持ち
ですが、それでも参拝して良かったです。
孫も元気に育ってますし。

また足腰が動く間にもう一度お伊勢参りしたいです。
今度はもっときちんとお参りしたい・・

国内の記事も身近に感じられるのでいいですね。
また、次の記事も楽しみにしてします。
Commented by hotelogg at 2017-12-03 23:16
> tzさん

伊勢神宮の御手洗場、神聖な雰囲気でしたね〜周囲の森ごと管轄しているからでしょうね。
真夏は暑そうですが、緑が濃くて五十鈴川の清流が本当に涼しそうです^^
来週あたりから更新予定です。
Commented by hotelogg at 2017-12-03 23:29
> yueさん

海外レポばかり書いているので、自分でも違和感があります(笑)
勤労感謝の日に行ったせいか、すごい人出でした。
本当は外宮→内宮両方参拝しないといけないんですが、圧倒的に内宮に人が居たのは…??

私も行く直前や帰宅後に調べて受け売りですが、やはり日本最高峰の神宮
軽い気持ちで訪れるとご利益が無くなる気がして…(お願い事は禁止ですが)

私も宇治橋を最初逆行してしまったり、正殿しか参拝しなかったり怪しいですし、
レジャー感覚で参拝に来ている方が大半でしたが、
行こうと思うだけでも皆さん特別な雰囲気を感じたいのかなと思いました。
スウェット楽ですけどね〜沢山歩くけれど、さすがにきちんとした格好で行きました(笑)
Commented by hotelogg at 2017-12-03 23:43
> アリスさん

やっと参拝する事が出来ました、九州からだとなかなか時間かかりますからね…
一度お参りするとそうも感じませんが、最初はその広さに圧倒されました。
そしておはらい町の長さも(笑)

小さいお孫さんを抱っこしながらはかなり疲れそうですね…
そうなんです、私も今まで手を洗ったり洗わなかったり、
柏手いくつ打つんだっけ? など割と適当に参拝していました。
まぁ、お伊勢参りは昔から庶民の旅行目的だったみたいですし、訪れる事に意義があるのかもしれませんね^^
私はもっと南の志摩辺りも巡ってみたいです。アマンも近いんでしょうけど…高過ぎますね。
前回と重複ネタですが、よろしくお願いします^^

by hotelogg | 2017-11-30 09:00 | その他 | Comments(8)

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