2017年 05月 19日
三亜の中心街 解放路を探索
クラウンプラザの廊下から見た、三亜市内中心部です。
街並みは典型的な大陸風・・・ですが、海が近いので開放的。さすがにここまで来ると大気汚染もありません。
ピークシーズンは冬だそうです。避寒地だけでなく、肺の浄化先としても大陸中から観光客が集まるそう。
5月は気候も良いのに、1日の祝日を除き三亜はオフシーズン、ホテルも一番安い時期です。
市街地向こうには、人工島の鳳凰島。個性的な外観のホテルが建っています。
その近未来的な外観に心奪われましたが、ローカルホテルなので内装はイマイチ。
約1万前後で宿泊出来るようです。そしてあの島は宿泊者以外立入禁止です。
大東海から戻った後、ホテルで少し休んで繁華街の解放路へ。バスで1区間なので、5分で付きます。
こちらは翌朝撮った、解放路に向かう手前の川沿いの様子です。
茶色い川に生い茂る南国の植物・・・チャオプラヤ川のホテルエリアを思い出します。サパーンタクシン辺り(笑)
市内には高層コンドミニアムが沢山建っています。人口50万との事ですが、どうみてもそれ以上に建物が多い。
投機目的なんでしょうが・・・いい加減中国のこういうところ、呆れてしまいますね。住む分だけ建てようよみたいな。
第一市場入口バス停下車。
クラウンプラザや大東海周辺のゆったりした綺麗な街並みに比べ、こちらは古くからの市街地。
中国のどこにでもある街中の風景です。
この解放路が繁華街という事ですが、通り沿いに華やかなお店やデパートが並んでいる様子は無く
(もう少し北上すると、結構賑わっているようです)、お店や飲食店は、路地裏に集まっています。
適当に路地に入ってみます、夜市の準備中です。
昼間は暑く、リゾート地なので観光客は夜街に繰り出すせいか、街が賑わうのは夜の模様。
この緑が深い並木道、昨年訪れたホイアンの市場横を思いだしました。
地理的にもダナン・ホイアンまでは約250キロ、気候風土はほぼ同じだと思います。
目的の第一集貿市場は、解放路から路地に入ってすぐでした。
1階は食料品、2階は衣料品の市場です。
こちらは翌朝撮ったもの、真っ二つの豚さんがバイクの後ろに・・・
市場に入ると、夕方はもの凄い熱気に包まれていて圧倒されました。
精肉・鮮魚・青果に乾物やスパイス。ありとあらゆる食材が並んでいます。
精肉エリアはあまりの臭いと見た目で近寄れませんでした。
ここの生簀から魚介類を購入し、近くの加工店で調理してもらい食べるのが三亜名物。
ここ以外にも、市内中心部に何カ所かこういう場所があるみたいです。
よって市場のお店と加工店が結託した呼び込みが凄まじい。カメラを構えていると、すぐに名刺を持った呼び込みに捕まります。
なのであまり綺麗なアングルはありません。
海鮮は貝類や小さめのエビ、魚類は結構安いみたいです。ただ大きな蟹や海老(伊勢海老など) はそこそこのお値段。
三亜市内の夕食、出来ればここで食材を買い込んで調理してもらおうと思っていたんですが、
1人だと沢山買えないし(基本500グラム単位売り)、中国語で量や調理法等細かい指定は出来ないし、
多分英単語も通じなさそう・・・とれも疲れそうなので今回は見送りました。
呼び込みにお願いすれば色々お世話してくれるので、
食材や調理法、買いたい量を中国語でメモして来れば、比較的容易に食事出来ると思います。
たまにぼったくりもいるらしいので、値段の確認はこまめに行いたいですね。
第一市場を出た南側には、購入した食材を調理してくれる加工店が並びます。
もう少しすると、歩道いっぱいにテーブルが並ぶはずです。今は四川風の辛い味付けのお店が人気のようです。
もちろん調理代は取られます、食材によって料金は変わるそう。
1人だと余計に出費が嵩みます、結果普通のレストランと値段は変わらないみたいですが・・・
この辺り、普通のレストランが無く加工店ばかり。
副菜は売り子が歩きまわっており呼び止めて買うらしい、ドリンクはジューススタンドで・・・と
街ごとフードコートみたいな場所です。
ホテルへ帰る頃は帰宅ラッシュ、バイクの波が凄い~
翌日朝は勇気を出して、第一市場の青果エリアで買物してみました。とにかく種類豊富で果物が大きめ。
マンゴーなんて数種類並んでいてかなり大きなものも・・・タイ以上だわこれは。試食もさせてくれます。
この日から4日間、ビーチリゾートエリアにお籠り(幽閉??) なので、買い込んだフルーツはこちら。
ちょっと買い過ぎました(汗)
マンゴーは500グラム(大体大玉1個)あたり15元前後、マンゴスチンは大粒のものが14個で約70元。
釈迦頭(バンレイシ)は少々お高く1つ35元前後。
この黄色いマンゴー、めちゃくちゃ大きいですよね。これで1個300円しません。
味も甘くて美味しい、果肉はタイのナムドクマイより果肉が少し水っぽい感じ。
中国だけに、成長促進材とか使ってないよね・・・??
三亜最終日の夜も、解放路へお出かけ。
鳳凰島のホテル、夜は外観全体がヌラヌラと光ります! 宿泊していたらさぞ眩しい事でしょう(笑)
解放路入口の三叉路にある、『三亜国際購物中心』 に行ってみました。
ここはバス停から微妙に離れているので、ホテルから歩いて行きました。
さすがに夜歩いていて信号待ちをしていると、バイクに乗った男が話しかけてきます。
バイタクなのか、闇按摩の斡旋なのか・・・?? 周囲には交番や警官も多いので、バイク移動しながら営業しているんでしょう。
川沿いには大音量で音楽を流して踊る、婦人会ダンスグループ。
なんと対岸にも似た格好の似たようなグループが(笑)
三亜国際購物中心は中央に広いアーケード。
客が全然入っていないけれど、結構大きく綺麗なデパートや、KFCやピザ・パン屋など洋食系の飲食店が並んでいて、
この一帯ではいちばん日本人でもホッとする空間だと思います。第一市場周辺はハード過ぎます(汗)
地下に 『旺豪超市』 というスーパーがあったので行ってみましたが、
かなり大きいスーパーで、街中のカルフールなんかとそう変わらない品揃えでした。
果物売場、マンゴーも市場と変わらない品揃えに価格。
次からはここでゆっくり吟味して買おうと思いました。市場は売り子がピッタリくっついて来るから落ち着かないのよね~
という事で時系列バラバラですが、三亜市内の情報が少ないので詳しくレポートしてみました。
●街の喧騒(や泥臭い中国っぽさ)から離れてのんびり過ごしたい方は、空港からそのままビーチリゾートの高級ホテルへ直行。
●中国語が堪能か、バイタリティのある方は、市内で美味しくて安い海鮮料理にありつける・・・はず。
●安心して食料の買い物したい方は、旺豪超市か夏日百貨の5Fスーパーへ。
もし次に行く事があったら、もう少し上手に街を活用出来そうです^^
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