パークハイアット杭州のグランドフロア


今回の杭州旅行の目的は、昨年9月に開業したばかりのパークハイアット杭州への宿泊。
e0365419_14304815.jpg




杭州の中心街から5キロ程東に離れた、銭塘江沿いの新都心地区に位置しております。
e0365419_1433437.jpg




上海、北京、広州、中国のシティホテル型のパークハイアットは何処も似たような立地で、再開発地区のハイエンドな複合施設に入居。
こちらは中国の各地に複数展開する、万象城と呼ばれる東京で言うなら "◯◯ヒルズ" 的な雰囲気です。
e0365419_14355439.jpg




建物は六本木ヒルズや上海ヒルズ、香港ICCと同じアメリカのKPF設計。
左側の最上部35〜48階がホテルです。もちろんエントランスは地上階に、バンケットは2階に位置。
e0365419_14362090.jpg

地下鉄駅やショッピングモールにも地下通路で直結していますが、入口が従業員通用口並みに地味で初めはわかり辛く、
また空港には鉄道が通っていないので初めてならタクシーかリムジンサービス利用が良いでしょう。

杭州国際空港からはタクシーで渋滞無し107元+高速代30元。
帰りは市内のルートが少し変わり、81元+20元でした。この差はなに・・・??
所用時間は比較的早く、往路35分、復路25分でした。


出来て間もないホテルですが、タクシーは地図とホテル名(漢字表記)でエントランスまで運んでくれました。
e0365419_14391289.jpg

目の前の万象城というショッピングモールは誰でも知っているので、その名前を強調するととりあえず迷う事は無いでしょう。
今では中国のタクシー、どんなにボロくて臭くてもタブレット装備なので、住所とホテル名さえ漢字で見せれば良さそうですが・・・


相変わらず中国の最新ラグジュアリーホテルは、歩きのゲストを想定していない造り。
皆さんマイカーやリムジン手配で訪れるので、流しのタクシーはまず立ち寄りません。
e0365419_14394571.jpg




エントランスのスタッフにお願いすれば、配車アプリを使って呼んでくれるのですが、5〜10分は待つ必要があります。
日本みたいに立っているでけで 『タクシーをお呼びいたしましょうか? どちらへ?』 なんて気遣いは無いので積極的に声をかけましょう。
ベルボーイは中国人ゲストの送迎や配車に常に忙しく動いていますので・・・
e0365419_14404168.jpg




ピカピカのドイツ車やワゴンが横付けされるなか、
くすんだローカルタクシーに乗り降りするのは中国のラグジュアリーホテルでは貧乏人認定。毎回恥ずかしいです。
中国人ゲストはまずタクシーではアプローチしません。
e0365419_14415390.jpg




パークハイアットらしい、モダンでクールな雰囲気のエントランス。
e0365419_14421028.jpg




壁面は杭州の観光地、西湖に浮かぶ蓮の葉をイメージしたようなアイアン製のレリーフ。渋くてモダンで美しいですね。
e0365419_14423122.jpg




正面横の風除室からアプローチします。
e0365419_14425575.jpg




日本の高級ホテルは木目を強調しますが、中国は冷徹さを感じる程の石×スチールの組み合わせが多いです。
e0365419_14433192.jpg




私は好きですが、優しさの無いデザインは日本人には好き嫌いが分かれそうです。無駄に高い天井も実に中国のパークらしい。
e0365419_14434886.jpg




そして、建物への入口は中が見えないこんな閉鎖的な自動ドア。荘厳というか、要塞みたいですね(笑)
スノビッシュな演出は相変わらず。
e0365419_14441430.jpg




入るとすぐに、ベルデスクのある空間。
e0365419_14443529.jpg




窓が無いので昼夜問わず薄暗く、壁面のウェーブしたアイアン製のフェンスがすごく印象的。
e0365419_14452327.jpg




近寄ると木目の壁の前に嵌め込まれており、内側から間接照明が当てられていました。
ちなみに触ってみるとぶわんぶわん撓みます。素敵な造作物はなんでも触りたくなる、インテリアフェチです(笑)
e0365419_14455278.jpg




更に奥に進むと・・・
e0365419_14461593.jpg




ベルデスクとエレベーター、バンケットへのアプローチを繋ぐ小部屋。先程より更に強烈な空間です。
e0365419_14462985.jpg




中国建築の木格子のような、コンピューターの回路基盤のような、伝統とテクノロジーを同時に感じさせます。
e0365419_14464140.jpg




フェンスのデザインが違うだけで、演出方法は同じ。こちらは奥の壁がゴールドです。
e0365419_15193057.jpg




やはり地上階で1番の見せ場のせいか、皆さん記念撮影をしていかれます。
e0365419_14482087.jpg




平面自体は小分けされてそう広くないうえに、ベンチやシッティングエリアが無いので
バンケットでのイベントや食事時、送迎待ちの時などはゲスト・ビジターも入り交じり混雑が際立ちます。
e0365419_14514734.jpg

人のいないときに撮影するのが難しく、3日に分けて撮り溜めました。


左に曲がるとエレベーターホール。
e0365419_14525227.jpg




薄暗いわ天井高いわ、高層移動のエレベーターシャフトから隙間風の音がビュービュー漏れて寛ぎ感ゼロ。
壁から入口まで厚みがあるので、降りる人を待たない中国人と毎回ぶつかります・・・
e0365419_14531641.jpg



旅館やクラシックホテル好きの方には厳しいでしょうね。私はパークに来た実感が湧いてゾクゾクしますが(変態)
e0365419_14533976.jpg

デザインが好き過ぎて、地上階だけでひと記事終わってしまいました(笑)

今回の新しい試みは、1つのホテルにじっくり滞在してみる事。
杭州旅行中滞在するのはここ1ヶ所のみ3泊、記事数も少なくなる分画像は沢山掲載しましょう^^




[PR]
Commented by カイ at 2017-01-12 15:58 x
もうすでに素敵(笑)!
材質といい、装飾といい、贅沢さが滲み出てますね~。
他の空間も期待できそう!
Commented by hotelogg at 2017-01-12 16:14
>カイさん

訪れる前は『どうせ地方都市だし、上海なんかよりクオリティ低めでしょう?』なんて思っていましたが
ふんだんに予算を注ぎ込んだ贅沢な空間でした^^

ただエントランス・レセプションの連携や対応はPH広州の方が印象が良かったです。
沢山画像を撮ったのでこれからもよろしくです。
Commented by アリス at 2017-01-12 21:38 x
こんばんわ~パークハイアットに3泊なさったなんて
素敵ですね~
入口の蓮の葉のレリーフとか、回路のような壁の小部屋
など、きれいな写真でした。

杭州も調べたら、観光地があるみたいで、いつか
行けるといいな・・って思います。
また、次の記事も楽しみに読ませていただきますね。
Commented by tz at 2017-01-13 01:41 x
パークハイアット杭州、風除室の天井の高さと質感が素敵すぎます...
あんな自動ドアは奥への期待感が高まりますよね。用がないと入るのに躊躇しそう...

でも、エントランスの天井から2本吊り下げられた照明の色が、電熱ヒーターに見えてしまうんですが...
まさかそんな事はないですよね??
Commented by hotelogg at 2017-01-13 09:14
>アリスさん

杭州のパークは世界最安に近い宿泊料金なので、思いきって全泊予約してみました^^
やはり、ハイアットがアートとの融合は一番上手な気がしますね。

杭州、古くから都が置かれたり交易が盛んだった都市で
西湖の周りに旧所名跡が沢山ある風光明媚な街です。
上海から高速鉄道で1時間なんですが、駅までが遠く切符を買うのも面倒なので直行便が便利です^^
Commented by hotelogg at 2017-01-13 09:21
>tzさん

アジアのパークとしては初めてのデザイナー起用で、なかなかに新鮮な体験でした。
立地・造り共に上海に似てました、あちらより少し小規模で親しみやすい感じ。

初めてだとその閉鎖的な空間にビビリますが、裏側はオフィスやショッピングモール。
食事やイベントでカンガンビジターも入って来るので、画像程の緊張感はありませんでした。

そうなんです、電熱ヒーターです(笑) 私も最初『えっ!?』って思いましたが、
北側で大変寒かったので助かりました。一応庇の色に合わせているのがさすがです。

Commented by tz at 2017-01-14 01:10 x
えっ! そうなんですね (驚)
ヒーターがスタイリッシュに見えるのはさすがです。

上海のアンダーズのエントランス前に、電気ストーブが置かれてたのを思い出しました。
中国では「寒いし暖房器具置いて~」って要望があるんですかね。
Commented by hotelogg at 2017-01-14 08:51
>tzさん

頭上にあれだけではあまり効果無さそうですが…
Andaz上海にもあったんですね。もしかしてドアマン用だったりして(笑)
ゲストは送迎車が来るまで中で待っていました。

中国は冬に行く事が多いのですが、分厚いロングコートを着た
ドアマンやベルボーイを見ると、高級ホテルに来たな〜と実感します^ ^
Commented by myu at 2017-01-16 16:27 x
かなりクールでhoteloggさんが例える要塞のような・・・という表現がしっくりきました。
エレベーターから通路まで距離があるのがまさしく要塞というかあまり見たことがない感じでした!
マーブル模様のグレーのラウンジ、グレー×ピンクのお花の組み合わせがすごく可愛い(・∀・)ピンクも結構パキっとしたピンクだと下品な感じもしますが全然そんなこともなくとってもなじんでますね~
アシンメトリーまだまだ馴染みがないのですが、結構多いのでしょうか?hoteloggさんは好きですか?
Commented by hotelogg at 2017-01-16 17:15
>myuさん

グランドフロアは温かみ一切無しの、要塞のような空間ですね。
この感じはパーク上海も同じです。

グレーの石目、あまりに柄が強すぎて苦手な方も多いかと思いきや、好感触で意外でした。
お花との組合せ素敵ですよね、ピンクがシリアスになりがちな空間を和らげている気がします^^

アシンメトリー、客室のランプや洗面ボウルではたまに見かけますし好きですが、
ここまで色んな所でずらしまくっているホテルは少ないと思います。
シンメトリー=安定感・安心感・権威・重厚感
アシンメトリー=躍動感・軽やかさ・偶然性
のような感情を受けるので、オーナーやデザイナーがどう表現したいかなんですが、
新しい空間を生み出そうという気持ちが感じられて私は好きです^^
Commented by tkn at 2017-01-17 00:01 x
さすがパークハイアッター!(笑)
杭州のもステイされたのですね。

すごい、この要塞感!
先が見えなくて来るものを拒む感じたまらなく好きです。
そして少しおどおどしながら進む感じ、
まだ自分がそういう場に慣れていないだけですが、
高級ホテルにはそういうスノビッシュな雰囲気があってほしいな〜と思います。気分あがりますし。

それにしても写真の雰囲気のせいかもですが、
その自動ドア、
開いたらゾンビが出てきそう(笑)
Commented by hotelogg at 2017-01-17 09:50
>tknさん

少ないマイルで行けるし安かったし、わざわざ杭州まで行くに値するホテルだったので^^

エントランスから内部が全く見えないホテルですが、
新興開発地域の敷地内にあるので、そもそも用事のある人以外立ち寄らない(気付かない) という感じ。
あとはイベント・ダイニング利用のゲストで、スノッブ感ゼロの時間帯も結構ありました。

PH上海も同じ造りなので慣れていますが、初めてだとドキドキしますよね。
壁のエイジング塗装が、バイオハザードの廃墟ビルみたいに見えますか?(笑) 実際はクリーンなので(当然) そこまでの退廃感はありませんでした。
ドアが開くと、煩くてダサいC国ゾンビが続々と・・・と言いたいところですが、
皆さん(特に若者)非常にスタイリッシュで感心しました^^
by hotelogg | 2017-01-12 09:00 | 2017年1月 杭州 | Comments(12)

高級ホテル宿泊記がメインのブログです
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31